東京・神奈川ツアー二日目。
この日は昼近くまで寝て前日の疲れをとった。
起きて窓から空を見上げるとなんと雲1つない晴天!
神様も引きこもってないで外に出なさい。・・と言っている気がした。
そしてこの日の計画を立てる。
まず昼飯!ん~どこにいこうか・・・。
と考えていると、ふとラーメンが食いたくなった。
そう、こう見えてもおれは麺サーの一員である。
せっかくこっちに来たんだから一杯くらい食ってこいよ。
・・・と麺サーの神様(?)が言っている気がした。
そして昼飯のあとは江ノ島に行くことに決定!
ハクとの別れを切なく思いながらも電車に乗った。
そして高座渋谷駅を降りて徒歩数分。
やってきたのは「中村屋」である。
そう、あの「天空落とし」と言われる湯切りで有名なお店。
それぐらいの知識しかなかったが、とりあえず
有名所が食べたいと思いこの店にやってきた。
店の前にはすでに10~15人くらいの行列ができていた。
行列に加わるとしばらくして店員がメニューを持ってきた。
中村屋は初めてだったので、
とりあえずおすすめを聞くと「特中村屋ラーメン」が
味付き卵とか具がいっぱい入っててアツイということだった。
そして味は塩と醤油。
どちらにするか迷ったが、あまり食べなれていない塩よりも
食べなれてる醤油の方が舌は敏感に反応するはずだと考えた。
んで注文したのは、
「特中村屋ラーメン ¥950」
「叉焼のたたきご飯 ¥400」
の二つ。
店内はカウンターが10席弱とテーブルが4つくらい並んでる感じ。
そしてT沢さんが好きそうなラップとかが流れていた。
肝心のラーメンはというと、
麺は極細麺、具は叉焼、あぶり叉焼(カウンターの目の前で
炭火焼する)、のり、メンマ、ホウレンソウ、そして味付き卵。
スープの色はとてもきれいに澄んでいていい香りがする。
そしてスープを一口いただくと、すげーあっさり!!
ほんとに何も残らない感じ。
おも○かやとか三○屋とかもあっさりだけど、
それを超える味だと思った。また別な感じなんだよね。
たたきご飯もゆずの香りが最高でうまかった。
これまで食べたラーメンの中でもかなり上位に入りました。
(あくまでもおれの舌がそう感じただけです。)
腹いっぱいになった後はまた電車に乗って江ノ島へ。
天気がいいからなのか、かなり人がいて
観光地であることを実感した。
駅からしばらく歩くと海が見え、
海にはウィンドサーフィンしてる人がいっぱいで
とても気持ちよさそうだった。
そして島を結ぶ橋を渡っていると、遠くのほうにはなんと富士山が!
すばらしい眺めである。
島に到着すると、そこは不思議な空気が漂う島だった。
狭い道の両脇にはおみやげ屋さんとか射的ができる昔の
ゲーセンみたいな店とかがいっぱいあって、
いつきてもちっちゃい町のお祭りみたいな雰囲気。
なんか懐かしくも感じた。
島の中には「江ノ島神社」という神社があり、
とりあえず参拝しながら展望台を目指した。
その途中には何匹もの猫がその辺にいて、どの猫も
ぶくぶくと太っている。
きっと観光客からいろいろもらってんだろうなぁ。
展望台からの眺めはこれまた圧巻で富士山が美しいことを
改めて実感させられた。
展望台を後にし、島の中を歩いてまわることにした。
この時間にもなると日も沈み始め、二人はオレンジ色の
光を目指して海のほうへ向かった。
これが通称「赤富士」である。
晴天の夕暮れ時、わずかな時間に見られるこの
富士山はかなり珍しいものらしい。
(近くで写真とってたおっちゃんが言ってた。)
そしてそこから見る夕暮れ時の海もまたすばらしいものだった。
この島の不思議な雰囲気とこの海を眺めていると、
どこからともなくサザンの唄が聞こえてきそうな感じがした。
おれの頭の中では常に
「あ~れは~神の~島~遥か~国よ~」
という唄がリピートで流れていて、日本じゃないとこに
きたような心地がしました。
こうして今回のツアーも終わり、夜行バスで
再び新潟へと帰ってまいりました。
最後は謝るハク。
ハク「サザンの「神の島遥か国」という曲は多分江ノ島
のことを唄ったものではございません。歌詞に「星の砂」
って出てくるんで、恐らく西表島とかそっちの島のこと
だと思います。勘違いした人ごめんなさい。」